Halsey『Sorry』

【ボーカル研究室】Halsey(ホールジー)とは

今回のおススメ洋楽アーティストは、ザ・チェインスモーカーズの「クローサー 」でもおなじみの“Halsey”です。

Halsey

~PROFILE~

1994年9月29日生まれ、米・ニュージャージー州ワシントン出身の女性シンガー・ソングライター。
アフリカ系アメリカ人の父と白人の母の下に生まれる。デビュー前からYouTubeでカヴァーを披露し注目を集め、16歳の時に始めたTumblerのブログには数千のフォロワーが付くなどデビュー前から影響力を持つテイスト・メイカー的な存在だった。様々な音楽と歯に衣着せぬ正直な表現の歌詞をブレンドした独自の世界観でアメリカの若者を熱狂させている。

参照:UNIVERSAL MUSIC

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2015年、デジタルEP「ROOM93」を配信、その後デビューアルバム「Badlands」をリリースし、Billboard 200で初登場2位を記録。
2016年、ザ・チェインスモーカーズの「Closer」に客演し、アメリカとイギリスを含むいくつかの国別チャートで首位を獲得。全米シングル・チャートにて12週連続1位を獲得し、2016年の最長ロング・ヒット記録を樹立した。
2017年、2枚目のスタジオ・アルバム「Hopeless Fountain Kingdom」では、初のアルバムチャート首位を獲得した。

デビュー当時は「アデル?」と思った人も多かったとか。
それもそのはず。ハスキーな声だけでなく、20歳(当時)とは思えない完成度の高さ!気になる人は「Trouble」をチェック。
規格外の才能を持った新星シンガー現る━(゚∀゚)━!と話題になりました。

彼女は大の親日家でキティちゃんが大好き。
高校時代は結構ヤンチャしてたみたいですがキティラーとはかわいらしいですね(o´艸`)

インスタのプロフには
 “I am Halsey. I will never be anything but honest. I write songs about sex and being sad.”(私はホールジー。私は何も特別な存在ではないわ、ただ正直なだけ。セックスと悲しいことを歌にするの)

このストレートさがまさにHalseyの魅力!
コケティッシュ&ダーク…惚れたら火傷するよっていうタイプですかねw
ライフスタイルも含め、さらに注目される存在になりそうです。

洋楽を歌ってみよう~歌い方のポイント~

『Sorry』~アルバム“hopeless fountain kingdom”より

“セックスと悲しいことを歌にする”と本人が言っているように、ホールジーの曲にはシリアスなものが多いです。
若手女性アーティストには珍しいですね。近年の傾向としてもあまり暗い曲はヒットしていませんし。
でも、“たからなに?”って感じのホールジーが眩しいです(*‘ω‘ *)

「Sorry」この曲もシリアスです。
暗くて悲しい曲というわけではないのですが、胸に刺さる一曲です。


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うたパス

昨今の曲はどれもシンプルなアレンジでボーカル主体の曲が目立ちます。バンドがメインではなくなったこと、製作プロセス(使用する機器など)が変わってきたことも関係していると思うのですが、演奏側の表現を最小限に留め、ボーカルが際立つようなアレンジが多くなりました。
イントロ・間奏・アウトロが短いのもその影響かと。
とくにアウトロがない(ボーカルが歌い終わったところで曲が終わる)曲がほとんどです。

この曲はスタンダードなピアノパラードとも言えますが、キャロル・キングやビリー・ジョエルのようなピアノの弾き語りとは趣が違います。
全編ピアノのみの最小限バッキングで「ボーカルは自由にどうぞ~」ってな感じの曲です。

アデルやサムスミスにも言えることですが、安定した歌唱力と存在感があってこそ活きるシンプルアレンジ!

MVもおそらく長回しの一発撮り。
まるで映画のワンシーンのようです。
それにしても、画が持つ!さすがホールジーです。

彼女は音楽の影響をたくさんの映画から受けているとコメントしていたので納得のMVですね。

keyはD♭、一番低い音はG、一番高い音はオクターブ上のA♭になります。
歌いやすいレンジと言えるでしょう。

ただ、曲を展開させるのが難しい曲です。
大きく分ければ2ブロックしかない構成になっています。

下手したらずっとボソボソ歌って、全く盛り上がらず終わってしまう曲。

なんでも盛り上げればいいってものでもないので、しみじみ歌ってもいいとは思うのですが、変化しない曲は歌う方も聞く方もキツいです。
盛り上げようにも音が上がってこないので、同じ歌詞の同じ音程でもわずかに変化させなが時間を進ませていく表現力が必要です。

“こころの機微”を音(声)でどう表現するか、そこがポイントになると思います。

ゆったり長く流れる呼吸や発音練習には向いていると思います。
バラード系が好きな人はぜひチャレンジしてください。

一昔前の洋楽バラードはダイナミックでドラマチックに展開していくものが多かったと思います。でもそれは、今っぽくないです。
高い声やロングトーン、派手なフェイクやメリスマでバラードを熱唱していた人には、このシンプルさ…キツい一曲になるでしょう ̄ー ̄)ニヤリ

『Sorry』を歌ってみた~PURE VOX 動画~

About PURE VOX

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原曲がシンプルなピアノバラードなので、今回はバーカッションはおろかスナップも入れずに歌ってみました。

アカペラで、テンポもリズムもはっきり見せないというのは難易度が一気に上がります⤴
互いの呼吸だけを頼りに歌うことになるのですが、それがこの曲の独特の緊張感になるかな?と考えました。

原曲MVのHalseyの空気感に近づけるためには、少々乱れてもテンポのような規則性を強く見せないほうがいい、という判断です。

コーラスは、ピアノと同じように刻んでもつまらないし、所詮2音ではコードにもならないので、表情のある大きなメロにしました。
大きなメロになるほどテンポが乱れやすくなるのが難点ですが、主メロが展開しない分、バックの役割は大きくなるので、コーラス側にもできるだけ“歌わせる”ラインを多く作ってみました。

リズムや特徴的なリフがない曲はアカペラでアレンジし難いので、最近はこういうタイプの曲を歌わなくなりました。久しぶりにバラードが歌えて楽しかったです。
ちょいちょい音は外しましたがね(^^;
この曲の良さが伝わっていたら嬉しいです。

YouTubeで見る

>>>ボーカル研究室

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