洋楽のススメ01

“洋楽は難しい”は思い込み!?実は英語で歌う方が簡単な理由

難しいと感じるのは聞き取れないせい

あなたはこんなふうに考えていませんか?

● ろくに英語も話せないのに歌うなんて無理
● 日本語の歌も上手くないのに洋楽なんて歌える気がしない
● 歌の上手い海外アーティストの曲なんて日本人に歌えるわけがない

確かに、英語はわれわれの母語ではありません。
日本語と英語の間に類似性は乏しく、他の言語圏の人が英語で歌うより
さらにハードルは高いと言えます。

でもそれは、母語ではない外国語で歌うことが難しい、と感じているだけです。
難しいと思い込んでいるのは”英語”であって、”歌”じゃない!

要するに、英語への苦手意識が強いことで、英語=難しい、英語の歌=もっと難しい、と思い込んでいるだけです。


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“英語”ではなく、”新しい音”を聞き取る

聞き取れない言語、発音できない言語は、言語としての機能を果たせません。
聞き取れないのだから話せない。話せないのだから難しい。
だからやっぱり英語は難しい。それならば…

優先すべきは「聞き取れること」と「発音できること

英語が話せるから、英語で歌えるわけではありません。

歌を練習するためにもっと英語を利用すれば良いのです。
英語を勉強したい人は、英語の練習に歌を利用すれば良いということです。

英語を難しい外国語としてでなく、日本語とは異なる”音”、今まで知らなかった”新しい音”なのだと考えてみましょう。

意味を考えるのは後回しにして、「どんな音」を「どんな方法」で鳴らしているのかに集中するのです。

聞き取れる音が増えれば、発音できる音が増え、それだけで、英語への苦手意識は薄れる!

「言語」として考えると、話せなくては意味がないと思ってしまいます。
「歌」もすぐに歌えなくては、と考えがちです。

でも「英語で歌う」練習の目的は、英語を話すことでも、メロディを早く覚えることでもなく、新しい音を聞き取り、再現し、声(音)で表現することです。

ろくに音も聞き取れなかったのだから、話せるわけがない。歌えるわけがない。
そう開き直ってしまいましょう(^▽^)/
その代わり、”英語=難しい”という思い込みはきっぱり捨てましょうね。

世界の共通語を手に入れる

英語は世界の共通語です。
それはなぜでしょう?

英語が、言語として秀でているから?
英語圏人口が一番多いから?

違います!
ざっくり言えば、”簡単”だからです。

言語の背景には、その国の文化、歴史、風習などが大きく影響しています。また、身体的特徴や国民性などに現れています。
人が言語を作っただけでなく、言語が人を育ててきたとも言えます。

日本人にとっては、日本語が世界語だったら楽ですよね?
でも、よく考えてみてください。

日本が好きで、日本の文化を理解したいと考えている人ならともかく、世界中のあらゆる文化圏のあらゆる骨格の人々に日本語を話させるのは困難ではないでしょうか。難しさは英語の比ではないことが想像できます。

  • 漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字…多すぎない?
  • 何で主語を言わないの?
  • 何ではっきり言い切らないの?
  • 丁寧語、尊敬語、謙譲語…ほんとめんどくさい⤵

などなど、いろいろ文句が出そうです。
これら以外にも、日本人だからこそ分かる微妙な言い回しやニュアンスの違いも外国人には理解できないものが多くあることでしょう。

人口だけで考えれば、中国語やスペイン語が世界語でもおかしくありません。
そう考えれば、いくら英語が苦手だと思っていても、やっぱり英語で良かったと思いませんか?

もうひとつ、世界の共通語と呼べるものがあります。
それが、音楽です。

わたしたちは知らない言語圏の音楽も楽しむことができます。
歌詞の意味が直接伝わってこなくても、音楽として味わうことで他国の人とも共鳴・共感することができます
音楽をきっかけにして、その国の人々や文化に興味を持つこともあります。

そんな世界の共通語である「英語」と「音楽」。
難しいという思い込みだけで諦めるのはもったいない!
そう思いませんか?

歌は日本語より英語が簡単

English

いくら英語が発音できても、そもそも歌が苦手の人はやっぱり無理なのでは?

そんなことはありません!
英語が聞き取れ発音できるようになっただけで相当有利ですよ。

歌が苦手な人というのは…

  • 腹式呼吸ができない
  • 高い音が上手く出せない
  • 音程が甘い
  • テンポがキープできない
  • 緩急、抑揚がつけられない など

本当はもっと複雑なんですけど、一般的な考え方では以上のような理由から、自分は歌が苦手だと思っていると思います。

それらを英語で歌うことで練習できます!
このことは、すでに本編を読んでいる方は理解できていると思います。

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HiNative Trek

英語の母音が速くて短い

子音骨格である英語に慣れるために、以前に「母音を捨てる」ということを練習してもらいました。
これは、どうしても母音が何かを気にしてしまう人のための一時的な練習法です。本来は、子音がしっかり発音されるほど、母音にアクセントがつくようになり、子音から子音へとつなぐ間に自然な母音が現われます。

その段階に進んでいる人なら分かると思うのですが、英語の母音は日本語に比べとても短く発音されます。

子音+母音(仮名一文字)の開音節である日本語は、音符のほとんどが母音です。
でも英語は、母音+子音、子音+母音+子音の音節もあることで、1つの音符の中で母音が鳴っている時間はあまり長くありません。
忘れてしまった人は「英語の音節を理解する」で復習してください。

母音は阻害なしの有声音(声帯振動あり)であり、ここに音程がついています。
ということは、母音が長いほど、声帯を振動させ続け、音程を維持しなくてはならないわけです。

母音の長さ

とくに高い音を出した時に実感すると思います。
日本語では出せない音(維持しにくい音)が、英語では楽々出せる!

高い声が出ないから洋楽は無理!?
そう考えているなら逆です。英語の方が高い音が出せます。

子音の阻害を上手に活用し、気付けば母音にアクセントがつく。
その母音は自然に減衰、またはすぐに別の子音へと変化する。
日本語では長く保たなくてはならなかった母音が、英語では勢いをつけ一瞬だけで済むため、案外高い音程も出せてしまいます。

日本語でも調音を習得することで、歌唱時に子音を活かすことができるので、英語のように母音を当てやすくはなります。
ただ、その母音を音符の長さ分維持することにはなるので、やはり英語に比べ負担は大きくなります。

母音が多く、また長いほど、振動している(響かせている)時間も長いということです。しっかり響かせることができれば表情はとても豊かですが、浅い胸式呼吸で弱い振動しか作れない場合は、音がブツブツ短く切れてしまうことになり、ただでさえ音節が短い日本語では、メロディーの表情やリズムを出すことができません。日本語での歌唱には根本的な発声力が必要なのです。

英語にはすでに抑揚がある

よくカラオケで、口元からマイクを離したり近づけたりして歌う人がいます。
高い声や大きな声を出すために少しマイクを遠ざけるのは分かりますが、抑揚をつけるためにやっているなら付け焼き刃もいいとこです。

抑揚は呼吸の連続性の中に現われるものであり、無作為に音を大きくしたり小さくしたりすることではありません。

通常の日本語には緩急はほとんどありません。
1つの単語内にも、文章内にも、とくに優先すべき音や語はないということです。どれをしっかり言っても言わなくても、どこを強めても弱めても構わないわけです。

“自由”です、と言われてしまうと返って難しいですよね?

それも英語なら簡単ですよ!
あらかじめルールがありますからね。
最初から自由に組み立てるよりは、ある程度のルールに則って組み立ててみてから調整するほうが分かりやすいと思います。

拍の規則性、リズムの規則性、メロディーの規則性、音の規則性……。

いろんな規則性で組み立てられているのが歌です。
まずは言語のルールに従った規則性を作ってみましょう。
内容語と機能語」を参考にしてください。

英語らしく発音しているうちに、勝手に規則性が現われ、緩急や抑揚がつきます。

まとめ

ロゴ
  • 英語は”聞き取れる音”と”発音できる音”を増やすことが最優先
  • 「英語」と「音楽」は世界の共通語
  • 英語の歌で「聞く力」と「再現する力」が養われる
  • 英語には日本語にはない規則性がたくさんある
  • 英語で歌う練習が上手く歌う練習につながる

英語の音をあるがまま聞き取り、そのまま発音してみる。
聞き取れない部分は知識で補い、英語の特徴を活かして音を再現(発音)する。
その繰り替えの中で、聞く力や発音するための呼吸や筋力も養われていきます。

まだ本編をお読みでない方は、「はじめに」から順にご覧ください。
英語の歌=難しい、という先入観を捨てるために、英語の知識を基礎から得てください。

“英語で歌う方が簡単だ!”と思えた頃には、随分と歌も上手くなっていることでしょう(^▽^)/
ぜひこの無料講座を活用して、英語も歌も上手くなっちゃってください。


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