ケイティ・ペリー

Katy Perry『Chained To The Rhythm』

【ボーカル研究室】Katy Perry(ケイティー・ペリー)とは

今回紹介するおススメ洋楽アーティストは、奇抜なファッションとキュートなルックスのプリンセス・オブ・ポップ!“Katy Perry”です。


~スポンサーリンク~



ケイティー・ペリー

~PROFILE~

1984年10月25日生まれ。アメリカ合衆国の女性シンガーソングライターである。2007年にインターネット上に発表した”Ur So Gay”で有名になり、全米1位シングルである”I Kissed A Girl”で2008年にデビューしブレイクを果たした。サンタバーバラのクリスチャンの家庭に生まれており、ゴスペル音楽のみを聴いて育った。2001年にはKaty Hudson名義でゴスペルアルバムを発表した経験もある。また、2004年に一度アルバムをレコーディングした経験もあるが、リリースには至らなかったことがある。
2010年に発売した2枚目のアルバム”Teenage Dream”から6曲が全米ビルボードシングルチャート(Billboard Hot 100)で1位を獲得し、Michael Jacksonがアルバム”Bad”で達成した記録を塗り替えた。2012年には自身のドキュメンタリ映画も公開されている。2013年に発表した3枚目のアルバム”Prism”も成功を収めており、2010年代を代表する世界的なポップスターとして認知されている。

参照:FANDAM

デビュー前から、あのマドンナがお気に入りの新人として紹介し一躍注目されたケイティー・ペリー。

伸びやかでパワフルな歌声と奇抜なパフォーマンス、色彩豊かなファッション、キュートでチャーミングなルックス、どれもがケイティーの魅力です。
人を選ばないキャッチャーなポップソングを歌うアメリカを代表するポップスター!それが“Katy Perry”です。

東日本大震災の影響で来日をキャンセルする海外アーティストが続発するなか、2011年5月に東京・大阪・名古屋の3都市4公演のジャパン・ツアーを決行したことで日本でもさらにファンが増えました。

デビュー以来、数々のヒットソングを世に送り若きポップスターとしての地位を確立したケイティーですが、最近は少々お疲れのようです。

昨年リリースした『ウィットネス』への一般の評価が願っていたほど良くなかったことに心を痛めた彼女は、「知らず知らずに大衆の反応に正当性を与えすぎてしまい、自分が期待していたように大衆が反応してくれなかったことに打ちのめされて、適応障害の症状が現れた」と語っています。

また最近ツアーを終えたケイティーは、インタビューで
「10年ぐらいツアー生活を続けているから、ゆっくりしようと思うの。すぐには新しいアルバムの制作に取り掛からない」と話し、しばらく音楽から離れることを明かしています。

休息も必要ですよね。
存分に休んでリフレッシュしたら、またキュートでパワフルなケイティーに再会できることでしょう。

ここでケイティーらしさが溢れる曲をいくつか紹介しておきます。

  • 2008年“Hot N Cold”…ライブでも人気のポップなダンスミュージック
  • 2010年“Firework ”…この曲でケイティを知った人も多いのでは?
  • 2011年“Last Friday Night (T.G.I.F.)”…コミカルなケイティーにハマる?!
  • 2013年“Dark Horse”…少しミステリアス、でもクールで力強い曲

MVにいつも力入れ過ぎです(笑)
でもそれでこそケイティー・ペリー!
きっと人を楽しませたくて仕方のない人なのでしょうね。
お休み明けには、また新しい魅力が加わっていそうで楽しみです。

洋楽を歌ってみよう~歌い方のポイント~

『Chained To The Rhythm』~アルバム“Witness”より

この曲もケイティーらしいポップでキャッチ―な曲となっていますが、実は社会風刺的なメッセージが込められています。

一見すると楽し気で、“リズムでつながっている”と歌っていると考えればお気楽なパーティーチューンのように思えます。
でも、ここでの“リズム”はわたしたちの意識を奪い縛り付けるものと解釈したほうがしっくりきます。

事実を捻じ曲げられた世界を見せられながら、幸せに麻痺している人々。
本当にそれでいいの?

後半のシーンでは、“忘却の国”から目覚めたのはケイティーだけで、あとのみんなは操られているかのように踊り続けています。
ラストは、シリアスな表情をしたケイティーのアップ。現代社会(とくにアメリカ)が抱えている問題から目を背けてはいけないというメッセージが見受けられます。


~スポンサーリンク~



歌詞の解釈はさておき。。。

keyはAm、最低音はBで最高音は2オクターブ上のCとなっています。
1オクターブちょっとの音域内で歌えるので、女声の練習曲におススメです。

イントロから、ベースも鍵盤も“ハネ感”のあるリフを繰り返しています。
それに対してメロディーは大きな2拍のまとまりを歌っていきます。

ただ、縦軸はしっかりあるので、タイトな音符は合わせていくこと。
また、サビ以外アフターはあまり揃いません。
アフターを外していくことでビートを抑えられ、伸びやかさの方が前面に出ています。

サビに入ったら、セオリー通りに2拍目と4拍目のアフターに強勢がくるように2拍のまとまりを見せていきます。

サビはフレーズ同士の間隔が狭く、音程も中高音域に張り付いています。
そのため呼吸が持たず一辺倒な歌い方になりやすいです。
呼吸の流れが、1から2、3から4へと変化する様を維持しましょう。

たっぷりとした音符ととてもタイトな音符が組み合わさっているため、思う以上に緩急の強い歌です。音域は狭めとはいえ、全体を通しての音圧はやや高めでキープする必要があります。

“音圧の高さ=声の大きさ”ではありません。

声が大きくなるのは結果論です。
声の大きさではなく、腹圧を高めにするということです。
おそらく言ってる意味が分からないと思うのですが(^^;
強い体幹と安定した下半身が必要ってことです。

声を大きくするだけでは、緩急が消え全体的に荒れた曲になってしまいます。
伸びやかに歌おうとすれば、あまりキーが高くないこともあって、今度はキレのないもっさりした曲になってしまいます。

音源では涼しい顔して軽々歌っているように聞えるのでイメージしにくいと思います。参考までにライブバージョンも(1)(2)視聴してみてください。
ライブでは観客に歌わせたり、少し苦しいところを端折っていたりして、なかなかフルで歌ってくれませんが、また少し違った印象を受けることがあるので、この曲に限らず一通りはチェックしましょう。

『Chained To The Rhythm』を歌ってみた~PURE VOX 動画~

About PURE VOX

>>>PURE VOXのチャンネル登録

主メロの伸びやかさを強調するため、バックは終始タイトなリズムで!

うちは3人しかいないので、主メロ込みでやっとコード音になります。
実質は2音だけでコード進行を作らなくてはならず、取る音によっては違うコードに聞こえてしまいます。

たとえばAm(ラ・ド・ミ)のとき、“ラ・ド”だけを取っていれば、それはコードF(ファ・ラ・ド)かもしれない。“ド・ミ”を取っていたらコードC(ド・ミ・ソ)かもしれないということです。

一瞬でも違うコードに感じてしまったら調性を失います。
それは秩序を失うということであり、秩序のない世界は崩壊します。

この曲では、主メロがやや高い位置をキープしているので、主メロを含めてほぼコード音は2音だけで進行させています。
具体的には、主メロが“E(ミ)~A(ラ)”の間くらいで歌っているとき、バックもEとAを歌っているということ。

それでも辛うじてこの曲として成り立っているのは、もう一つの秩序である“リズム”のおかげです。人はリズムに惹きつけられるのです。

まさに“Chained To The Rhythm”!
良い意味で“リズムでつながっている”わけです( *´艸`)

タイトル同様にリズムでつなぎ、あとは主メロを可能な限り立体的にしてスケールを見えやすくしてみました。

中高音域で音圧をキープしておきながら、それに反して緩急をつけつつ、予期しやすいように動きも見せる!

だからメッチャしんどい(>o<;)

なんだかんだで最後にいつもしんどいアピールしてすみません(^^;
だって歌うって、、、ホント大変なんですもん。

この曲の苦しさ、分かってくれる人いるかなぁ?

YouTubeで見る

>>>ボーカル研究室

関連記事


~スポンサーリンク~